火曜日の調査結果によると、5月の日本の製造業活動は7カ月ぶりに増加し、一方サービス部門は新型コロナウイルス危機からの回復が景況感を押し上げ、記録的な成長を記録した。
じぶん銀行フラッシュジャパン購買担当者景気指数(PMI)は5月に50.8と、季節調整済みの4月の49.5から上昇した。 同指数が景気拡大と縮小の分かれ目となる50を突破するのは10月以来初めて。
生産と受注も昨年6月以来初めて拡大ゾーンに戻った。
調査対象となった製造業者らは、パンデミックによって業界に生じたサプライチェーンの混乱が「改善の兆し」を示していると述べた。
調査をまとめたS&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのエコノミスト、ウサマ・バティ氏は「日本の民間部門は引き続き上昇傾向にある」と述べた。
同氏は、「サービスプロバイダーは引き続き記録的な活動の急増により力強い成長の勢いを報告し、一方製造業者は7カ月ぶりに稼働状況の改善を報告した」と述べた。
調査によると、国内外の観光業の再開とパンデミック関連の混乱からの回復が続いており、5月のサービス部門の活動は過去最高のペースで伸びた。
5月のじぶん銀行のフラッシュサービスPMIは季節調整済みで過去最高の56.3となり、前月の55.4から上昇した。
サービス部門では、新規事業総額、輸出、継続事業など他の分野でも記録的な成長を記録した。
先週のデータによると、中国の海外旅行規制緩和の恩恵を受け、訪日観光客数は4月にパンデミック後の最高となる200万人近くに増加した。
製造業とサービス業の両方を対象とするじぶん銀行フラッシュジャパン総合PMIは5月に54.9となり、2013年10月以来の高水準となった。
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